ちょっと前になりますが(10月上旬なので、かなり前です)夏期休暇でスロヴェニア・クロアチアに行ってきました。
クロアチアは1995年まで内戦が続き、ドブロブニクは1998年までは世界遺産の危機遺産リストに入っていました。今では復興されて、美しい町並みになっています。
ところどころ、内戦の爪痕は残っており、ドブロブニクのきれいなオレンジ色の屋根は、暗いオレンジの部分がもともとの色で、明るいオレンジの屋根は、戦後復旧された部分だそうです。
観光地を繋ぐ途中の道では、銃弾の跡が残る家や、廃墟になっている家が点在していました。
ザグレブ(クロアチアの首都)でも、中心部は広々としてきれいで、治安もよく 夜中でも歩けるほどでしたが、ちょっと外れると建物には銃弾の跡が残り、歩く人も少なく、歩くのが怖いくらいでした。
プリトヴィツェ国立公園を案内してくれたガイドさんが、南米系の人でした。ずいぶん遠くまで来て働いているな、と思ったら、ダンナさんがクロアチア人とのこと。内戦で避難した先で知り合い 結婚、内戦終結後 ダンナさんと一緒に戻ってきた、ということでした。こういうカップルはけっこう多いらしく、スプリットでのガイドさんも、外国の人でした。