最近は、めっきり自炊をする機会も減ってしまいましたが
元来、私は料理をする事が好きです
作るものを決めて凝ったものを作るのもよいのですが
残っているものでどう作るか、そんなパズル的要素も楽しいものです
条件が限られた中だからこそ
そこに工夫を加えたり、組み合わせを練ってみたり
そこにどんな味を加えるか、どんな材料を足し引きするのか
そんな要素を取捨選択する事が含まれているのが料理の楽しみだと思います
「内食」「外食」との違いはなんでしょうか
どうしても「外食」には味を選べる幅が決まっているし、また、その幅から出る事が出来ませんし
そこに技術的な質はともかく、工夫を加えることはありません
ですが、内食にはその幅がありませんし、個人の工夫に限りはありません
勿論、そこにサービスであったり、洗練された味があるのですが
自分で作る事で、その素材にであったり、その由来に初めて気を配れると思います
一部の学校で、給食を自分達で作ったりする動きが出てきていると聞きます
そこには得手、不得手や色々な味の好みもあると思いますが・・
自分で作ることで得られる楽しみや、工夫、そして食への関心
食べ物にたいする感謝の気持ち
そんなことが、まだ若いうちに育てられる機会になるのではと思います
そして、食がただ「食べること」でない
楽しかったり、深かったりするものだと伝えていくことをしていかねばと思っています