「どうぞのいす」という絵本をご存知でしょうか?
とっても有名なお話らしいのですが、
私は、娘が通う保育園のお楽しみ会での演目をみて、初めて知りました。
物語には、森の動物たちがたくさんでてきます。(思いっきりネタばれです)
一番目はうさぎ、のこぎりやとんかちを使って木でいすを作り、
いすのよこに「どうぞのいす」という看板を立てるところからはじまります。
二番目にろばがやってきて、どんぐりをおいたら、眠くなって寝てしまい・・・
三番目のくまが、看板をみて、どんぐりを食べてしまいます。
かわりに、はちみつをおいていきました。
四番目のきつねがはちみつをなめて、パンをおいて。
五番目のりすがパンを食べると、くりを置いていきます。
ろばが起きると、びっくり仰天!
「どんぐりって、くりの赤ちゃんだったのかな??」
と、とってもかわいくて良いお話。
ところが、舞台裏では、このお話のようにいかなかったようです。
役決めでは、うさぎが大人気。
(一番だから?かわいいから?主役というわけでもないし何故でしょう??)
先生が、「このままではお芝居ができないから、誰か譲ってあげて!」といって、
ようやく譲り合って、役が決まったそうです。
ちなみに、うちの娘の役は、うさぎでした・・・。
上手にできたので、それはそれでたくさん褒めたあとに、
「今度はちがう役にも挑戦すれば?お友達に譲ってあげられるところも見てみたいな~。」と言ってみました。
娘、しばらく考えたあと、「じゃぁ、ロバの役がいいな~。」
こちらの悩みとは裏腹に、能天気な娘でした。
次回は、誰かに何かを譲ってあげられるかな??
社会人になって自分をとりまく方々から学ばせてもらうこと多しですが、
子どもが生まれてからは、日々の子育てから学ぶことも多い母です。
「今日ははやくむかえに来てね」といわれたので、このへんで!!