どの土俵でどう戦うか。

ティンバーフレーム等の特殊木造建築もしています。

完全オーダーメイドなのでプランから仕様まで一軒一軒すべて違います。

プランニングは一回で決まるなんて事は皆無で、5回から10回の提案、打ち合わせ、修正を繰り返します。

時には20回以上プランを作成し、一年以上かかる場合もあります。

それでも契約に至らないケースも多々あるんです。

 まずはお客様が豊富に持っているであろうイメージを掘り出さない事には始まりません。

直球、変化球を混ぜながら色々な質問をしてお客様の世界を引っ張り出す事に精力を注ぎます。

お客様は希望の家について、手書きの間取り図で説明する人、写真、雑誌の切り抜きを大量に持ってくる人、「ほら、あの映画の中のあの家の感じよ。わかる?」等様々な方法で情報発信してくれます。

なかには矛盾していたり、無理な希望もテーブルの上にとにかく並べます。

リビングの真ん中にトイレが欲しい? 

室内にバスケットゴールが欲しい?

部屋からガラス張りの浴室が欲しい?

出てくるアイデアは「なるほど」というものもありますし「どうして?」と思うものもあります。

でも一見常識はずれの突拍子もないものが新しい物、オンリーワンを生み出す源です。  

アイデアがすべてそのまま実行されるわけではありません。

専門側からの意見も述べますがお客様がそれを選択する理由がとても重要です。

常識的な物が欲しいのであれば大手メーカーの大量にあるプランの中から無料で選び放題です。その中から選択するだけでいいのです。

中小企業は常識と非常識の間できらりと光る物を造り出す土俵で勝負しないとね。  

 

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