サバ

りっぱなサバが一本198円で選りどり見どり。トングに挟んで氷水から出してみると、ピンと硬直しています。これなら大部分を味噌煮にして、片身をしめサバでいくか、と2本買い求めました。銚子のローカルスーパーでのことです。レジを通ったあと、レシートを見ると「アジ@298円 x2」とある。こともあろうに銚子の人間がサバとアジを間違えるとは世も末じゃ、と文句を言って200円返金してもらいました。レジはアルバイトの若い人だったので、マア、いたし方ないか。

 

この時期のサバは脂ののりがイマイチで、あっさりしています。それも、しめ鯖には悪くなかろうと塩をあて、酢でしめる。ジンマシンになったらどこの病院に行こうかなどと、びくびくしながら賞味すると、なかなかの美味。1時間たっても痒くならないから、これならもっとたくさん作ってサラダにも入れれば良かった、と思ったものでした。

 

銚子は、すし屋さんの言う「光りもの」、背の青い魚が豊富です。背黒いわしなんか、パックに山盛り入って128円で売っていたりします。どうやって食べるんでしょうね。こんど買ってきて酢でしめてみましょうか。もっとも隣のおじさんによれば、「あんなものスーパーで買うより、漁港の桟橋に落ちているのを拾ってきた方が新鮮なんだ。どうせ箒で掃いて海に捨てるんだからね。」とは言うものの、まさかそこまではねぇ。だって、それをねらって上空に群れをなして飛んでいるカモメに悪いでしょ。

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