PC 自作熱が高まってきました

CPU の話。

AthlonXP とか Pentium4 の世代の頃はよく PC を自作していました。パーツを合わせて組み立てるだけなので正確には自作じゃないのだけど、自作という言葉が定着しているので以下「自作」で通します。基盤作るところから自作なんてできませんしねぇ。

長い間 Pentium4 と AthlonXP でがんばっていたけど調子悪くなったこともあり、Core2Duo でデスクトップ1台組みました。今も自室で現役です。これといって問題もなく使えているのだけど、ショップブランド PC とかの製品情報を見ていたら一台組みたくなりました。

前回は Intel CPU だったので、次自作するときは AMD 系かなぁ、ということで調査してみると、AMD が最近 Phenom II X4 というクアッドコア CPU の省電力版を出したとのこと。ソケットは AM3 となっており、知らない間に変わっておりました。おっかけてないと分かりませんね。

例えば非省電力版の Phenom II X4 855 Black Edition ですと TDP(熱設計電力)は 125W。目安といっても3桁となると電源容量も多くないときついでしょうね。それと電気代も気になります。省電力版の Phenom II X4 905e ですと 65W。約半分の TDP です。電気代を考慮すると後者ですね。動作周波数は前者が 3.20GHz で後者は 2.50GHz。速度を求めると前者ですが、最前述べたように電気代を気になります。それと価格。数値が高い方が基本高価になります。前者は \24,570 で後者は \19,910(価格.com 調べ)。あれ、大して差がないですね。さすが AMD。Intel ならもっと差がつくはず。安価に組みたいなら AMD はよい選択肢ですね、相変わらず。

ではどちらが良いのかといえば、用途にもよるでしょう。なんらかのエンコードやらゲームやる場合は動作周波数が高い方が有利でしょう。やらないならばなんでも良いでしょう。なんでも、というのは投げやりですがそんなものです。メールやネットをやる程度なら現在販売されている CPU で十分。動画視聴になると話は別ですが、動画のコーデック、解像度、積んでいるグラフィックチップなど複合的な話になるので割愛。

Phenom II はクアッドコア以外にデュアルコア(Phenom II X2)、トリプルコア(Phenom II X3)というシリーズもあります。でも欲しいのはクアッドコアです。理由は単純で今までデュアルコアまでしか所有していないのでそれ以上のものが欲しい、というそれだけです。トリプルでもいいですが中途半端なのでどうせならクアッドコアです。更にどうせなら動作周波数の高いものがいいですが、電気代が心配なので省電力版を買いたいと思います。すなわち 905e。

買う CPU が決まると次にソケット AM3 対応の M/B を選ぶことになります。既に所有していて使いまわしたいパーツとの兼ね合いも考慮すると慎重に選ばないとならないパーツです。

M/B の話を続けると更に長くなるので今回はこれまで。機会があったら続きます。

# PC パーツに限らず購入前の下調べは楽しいものです。

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