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コマーシャルデザイン社会のホワイトカラーの終焉

日曜日, 3月 8th, 2009

A pair of Giuliettas, originally uploaded by Wille Wiglia.

そろそろ読み終わる「自分の仕事をつくる (ちくま文庫) 西村 佳哲」の再掲で申し訳ないですが、大量生産、大量販売でビジネスを行っている企業の依頼によりその経済活動を美的側面から支援する、というのは大戦後の資本主義発展に沿った50年かそこいらのデザイナーの仕事像のようです。
戦前の100年間はデザイナーの仕事とは極めて個人的なアイデアを具体的に世の中に提案する仕事だったそうです。たとえばイームズの椅子のほとんどは誰かに金銭で依頼されて作ったものではないのです。

デザインの国といわれるイタリアの経済は無数の中小企業で成り立っていて、ほとんどがファミリー企業です。ザガートやピニンファリーナなど有名なカロッツェリアのほとんどもファミリー企業ですね。イタリアでは、デザイナーは "プロジェティスタ"と呼ばれることが多く、それは全体を計画し、前へ進めていく人、という意味なのです。
つまりイタリアではいまだにアメリカ型コマーシャルデザインとは別の世界が残っていて、多くのデザイナー仕事の基準が「個人のイマジネーション」に源泉しているのです。 きっとダ・ビンチの時代から脈々とつづいているのでしょう。

大量生産の時代に終わって変動の中で生きていかなければいけない時代にあって、我々知的労働者には本来のデザイナー的な仕事の仕方がますます求められているのだと思います。

自分の仕事をつくる

日曜日, 3月 1st, 2009

まだ半分までしか読んでいませんがこの本はそれほど楽しい本ではないです。文章も散文調で眠くなってくるかもしません。が、もしもあなたが大人で職業人であるならば必ず持っておくべき1冊でしょう。

「はっきり言って、あらかじめ意味や価値を約束されている仕事なんか何処にもない。」わけで自分の仕事は自分が仕事の中で模索して形にしていく必要があるということでしょう。

いいモノを作っている人は働き方からして違うはず、という西村さんの仮説はインタビュー等を通じで正しかったという話で、(読んだところまでの)ポイントは

  • どれだけ深く考えられるか?
  • 考えて作り出すまでの一貫した行動フレームワークを日々の生活の中で持っているか?
  • 考えてばかりいないで形にする。
  • 体験する。
  • 失敗の中から真実をあぶりだす

といったことにあるように感じています。

この本を通じて「新しいメディアの中で、生活の利便性とクオリティが向上するようなコミュニケーションをデザインする」ということが株式会社 拓図コミュニケーションの今のやるべきでは無いかと再確認したわけですが、パタゴニア社や、IDEO社、その他のクリエイティブの方の仕事の仕方をみていると我々のレベルはとても低いというのが現状です。

何がやらなければいけないかではなく、まず仕事のやり方、生活の中での意味を各人が考えて会社に集まってくることからはじめましょう。

春の気配

日曜日, 2月 22nd, 2009


Omotesando : Aoyama 3 Chome Cross Rd.

Originally uploaded by hidelafoglia

先週から花粉がひどくなってきました。
マスクなしでは生きていけません。
雨の日は嫌いなのですが、こんな時期は一日中雨でもかまわないともおもいます。
by hdknr.com

「今夜は焼肉」から旬なものを選んで食べる時代へ

日曜日, 2月 15th, 2009


Hiroo : JICA

Originally uploaded by hidelafoglia

20Kgの穀物があれば、48人の栄養を満たすことができます。
ところが、3Kgの食肉を作るためにつかったとしたら、12人分にしかなりません。
つまり、肉を極力食べないような生活が地球に優しいということです。

48人分の食肉を満たすためには80Kgの穀物が必要で、その分エネルギーも必要とします。肉中心の生活スタイルを過大にプロモーションして儲けいる人たちがいるのです。隷属させるとビジネス基盤は磐石になるのです。

日本の大豆の60%は米国から来ています。われわれは、味噌汁や納豆を食べるために米国に依存しているのです。
近い将来、味噌汁や納豆を食べることができなくなるでしょう。
そのときは食生活を変えましょうよ。「あるものを食べる」というのがもっとも基本的なスタイルだと思います。
by hdknr.com

自転者

日曜日, 2月 8th, 2009

自転者(じてんしゃ)とは他者との依存関係なしに回転している人のことを指す。愛称はリコ(利己)ちゃん。

思想的には天動説とも地動説とも相容れずあくまで宇宙は自分を中人に回っているとの立場に立つ。

自転車に乗っていることが多く、歩行者を蹴散らして回ることがおおい。赤坂では缶ビール片手でさらにベル鳴らす団塊世代の自転者に遭遇したことがある。また原宿近辺ではiPodなどのヘッドホンステレオをかけたまま自転車を飛ばす若者(別名:ヘッドホン害(Guy))も多く注意が必要。

仕事や取引関係でも「彼って自転しているね。」という人も多く、「巻き込まれたら、最後さ」とささやかれているので距離を保って付き合うべきである。

突然変異的に社会を変える自転者もまれに発生するが結果の良し悪しは歴史の判断である。

AppleはちっともCoolじゃない。

日曜日, 2月 1st, 2009

知的デザイン企業の成功事例として必ず挙げられるApple社ですが、見方によってはデジタルポータブルミュージックデバイスを大量生産して地球と人間をだめにしているダメ企業です。多少の地球資源を犠牲にするならば何かしら人類の福祉に貢献するものであればとはおもいますが、彼らをプロミネントにしているのはパーソナルミュージックデバイスで、言っちゃ悪いですがこんな短時間の孤独の埋め合わせおもちゃは無きゃ無くてもいいものです。それどころか、時々火を噴いたりするようですし、自動車運転中に操作するドライバーが人身事故を起こしたりしているようです。私の娘もだいぶ前iPodしたまま猛スピードで信号無視する自転車の若者に外苑西通りで惹かれそうになりました。神宮前二丁目の東郷神社の側道をヘッドホンステレオをかけたまま信号無視してわたる歩行者はよくタクシーに轢かれそうになってます。クラクション聞こえないんですよね。せいぜい少しの間の孤独を埋め合わせるための道具で、一生続く悲劇を生むことさえあるのです。

Apple社の”Cool"さはAnnie Leonardの”The Story of Stuff”で説明されている”Consumption”のもっとも成功した事例ということでしょう。このビデオはもう400万回以上プレーされた”大ヒット"ビデオのようです。このビデオは直接Appleに言及しているわけではありませんが、ビデオの冒頭に最新型iPodをもったAnnieさんが登場してそれをぽいっとするところから始まります。とてもよくできたビデオでそれこそApple社の作る”Cool”なCMであるかのトーンでできているところがさらに皮肉的でもあります。

まぁ、彼女はApple社だけを批判しているわけでもないですし、私もApple社の製品のユーザーでもありますから顔を真っ赤にして怒っているわけでもありませんが、ちょっとまえから知的デザイン企業のビジネス的な側面だけを取りあえげて賛美する風潮があったので、少しは斜めに見てみてもよいかなと。

“The Story of Stuff”の日本語字幕版照井里江子さんの主催する”インディサテライト"で見ることができます。

すぐ欲しい

日曜日, 1月 25th, 2009


soon, soon, originally uploaded by steve_w.

若い頃はなんでもすぐ欲しがってろくに考えもせず、準備不足のまま突撃してしまいがしです。痛い目にあいながら経験値をあげて行くのですが、時には大きすぎるダメージを食らったがために暫く立ち直れない事もあります。それが心や体の病気となってあらわれたり、金銭的な負債となって身動きが取れなくなったりだと人生に深刻な影響を及ぼしてしまうことになるでしょう。
短期的に欲しいものと長期的に実現したい物達成度のバランスを取ることが重要なんでしょうね。
そのためには長期的に実現したい物をイメージして日々そこに近づいて行ってる感を感じられる体験をみずから起こして行かねばならないと思ってたりします。

程々にとんがる

土曜日, 1月 17th, 2009

とんがって成功するとその成功体験が次の成功を阻んだり、場合によっては現在の繁栄からの衰退を招くと思います。
成功していて余裕があるならば、小さな失敗を犯すチャレンジをすべきでしょう。その失敗へのコストは未来の成功への投資であると思います。
人は失敗からより多くを学ぶと思います。

未来

土曜日, 1月 10th, 2009



Shibuya

Originally uploaded by hidelafoglia

仕事は往々にして「過去」に決まったものを「現在」でこなされる。
いまやっていることは実はすでに終っていて、「なりわい」の為の言い訳であることがほとんどかもしれない。
「現在」は「過去」の「未来」であったので、我々は「現在」において常に「未来」を考える存在でなければいけない。
常に「未来」を同時に考えているような仕事でなければ、それは必ずいつか不要になってしまう。今やっている仕事に「未来」を一緒に考える作業が組み込まれていないとしたら、それは失敗である。

by hdknr.com

プラスを作る

土曜日, 12月 27th, 2008



Cherating

Originally uploaded by hidelafoglia

ここ1年半は前社での残務整理と生活の糧の為の仕事で毎日が目が回るような忙しさでした。前社の最後の1年も仕事の量と種類が多すぎで既にプライオリティ付けが不能になっていましたが、やめて残務している今も時間プレッシャーがきつくて同じような状況です。

このような状況になった主たる理由は自分にあって、それは揺るぎない事実です。でもそれをいくら考えても結果を元に戻すことはできないし、淡々と自分の時間の中で解決して行くしかないんですよね。

子育てしてから感じている「人間はいつから大人になるのか?」と同じような類いの話で「いつから全うな社会人、全うな人間になるのか?」ということに関しては、全うな人間なんぞには一生かかってもなれない人がほとんどのような気もしています。人間だれしも欠点があって、社会の中で動けば揺らぎが生じてしまうのです。そこで痛い目にあったり傷ついたりでいろいろ学習するんでしょう。

そんな自分のマイナスをいくら考えてもその時に頭で考えた対処方法はみつかるでしょうが、次の社会で行動すると次の問題が必ず出てくると思います。マイナスを考えて修正をすることも大事ですが、自分の良いところを考えてそれをのばすことを考えるべきなんだと強く思います。

マイナスの部分は問題の顕在化で理解しやすいですが、プラス部分はとても分りづらく、時には誰にもわからないまま日々うまく行っていることもあるでしょう。なぜならうまく行ってるんですから。

自分のプラスを見つける為には家族、仕事での友人との会話が必要だと思います。その為には仕事や家のことをやるときに常に相手のことを考えて行動する必要があるような気がします。行動の全ての基本を相手のことを考える、というように初期化して考えるようにすれば、失敗した後でもなんとなく人生はうまく修正されていくような気がしています。

by hdknr.com