Archive for 4月, 2009

旧友と再会

木曜日, 4月 16th, 2009

今日、小、中学校の同級生の友人Tと20年ぶりに再会。
クラスが同じだったことは少なかったのになぜが大人になるまで付き合いが続いていた一人でした。

成人後は互いの引っ越し等で完全に連絡が途絶え人づてにアメリカに住んでいると・・・
が、会って話してみると今はインドネシア在住という事。

旧友と話をすると自分の変わった部分と忘れかけていた部分に気づかされる。
フラットな関係で時間を共有した友達は大切にしていたい。

互いの幸福を祈りつつ又元気に再会出来る事願う。

10年後の広告はどうなっているか(2)

水曜日, 4月 15th, 2009

そもそもこれまで隆盛を誇ってきたテレビは、人々に何を提供してきたのか。娯楽?暇つぶし?思うに、テレビの最大の役割は、人々に世の中の変化を共有、共感させることではなかったか。だからこそ、時代の寵児として熱狂的に歓迎され、人気を独占してきたのではなかったか。農家のおばあちゃんにも、沖合いに向かって航行している漁船の乗組員にも、いわゆる「社会の窓」を提供してきたのです。

 

その仮説は間違っています、と言われるとお話の展開に困るのですが、ここは、当たらずとも遠からず、としましょう。そこで当然つぎに出てくるのは、その役割はテレビが独占し続けるのでしょうか、という疑問ではないでしょうか。誰が考えたって答えは同じ、インターネットが強力な競争相手として登場していることに疑いの余地がありません。まだ農家のおばあちゃんには普及していないけれども、ウェブ年齢層は上へ上へと拡大中です。さて、このような社会的役割を果たしてゆく仕組みとして、これら新旧二つのエンジンが規模的に逆転するのは何時でしょうね。

 

ここまでは、社会の窓としての役割がテレビからウェブへ、分担割合に変化が生じつつあるというお話です。前回のブログで述べたように、インターネットの拡大は媒体の細分化を伴うということも事実です。細分化の究極の姿は、一人一媒体、つまりすべての人が何らかの形で情報を発信する、という社会です。別にSFの世界ではなく、かなりの程度まで、すでに事態は進展していると考えてよいのではないでしょうか。こうなると、商品やサービスに関する情報のやりとりは、送り手の立場から見るのと、受け手の立場から見るのとではまったく違ってきそうです。媒体の概念自体が変わってしまう、と言って良いでしょう。広告を職業としている人にとって、悪夢のような社会がついそこまで来ているかも知れないぞ、というわけです。

 

このほか、新しく登場したインターネットという情報伝達手段には、テレビになかった恐るべき能力がそなわっています。単に天気予報の放送予定時間にならなくても天気予報を見ることができる、といった類のことではありません。それは情報を蓄積するアーカイブ性と、蓄積されたた情報のうち、好きなものを好きなときに取り出すリトリーバル性です。ここんところが実は明日の広告を語る上で重要なポイントになりそうです。次回は、こういった新時代の媒体の特徴がどう広告に影響するか、たくさんの仮設を提示してみたいと思います。

 

マイクロソフト パートナープログラム

月曜日, 4月 13th, 2009

弊社はマイクロソフトパートナーに参加しています。マイクロソフト社のソフトを使用したシステム開発をサポートしてくれるプログラムです。

そこで提供されているソフトウェアを自社のマシンにインストールするときに、「プロダクトキー」なるものが必要です。「プロダクトキー」はWeb上の、パートナープログラムサイトで取得します。

さてさて、このプログラム、うっかり私のWindows Liveのアカウントで登録してしまいました。

弊社N「プロダクトキー必要だから、アカウントとパスワード教えて。自分のアカウントで登録しちゃってるんだったら、プロダクトキーだけ教えて」

ちょっと待て。私しかアクセスできなかったら、毎回私がプロダクトキー作成!?

といわけで、担当者を追加するために、パートナープログラムのサイトにアクセス。これがわかりにくい!リンクをクリックすると、ぽんぽんいろいろなサイトに飛ぶし、どのサイトのどのページで追加できるのか、今もってはっきりわからない。私の日本語能力に欠陥があるせいか、書いてあることもよくわからない。

これかな、というところで追加して待つこと1時間。まだ、追加できていません。がんばれ、noten。

私のアカウントを公開か!?

つつじ、ケヤキ。春本番。

日曜日, 4月 12th, 2009


Jingu:Azalea

Originally uploaded by hidelafoglia

桜がおわりました。といっても終わったのはソメイヨシノとかで、マンションの庭のもう一本の桜はたぶん八重桜のようなきがしますが、一本が完全に散ったのを受けて満開になりました。

街を散歩するとこれからがいろんな花が増えているのがわかります。ツツジが咲き始めています。白やピンクのきれいな花がこれからです。

桜が満開となるとそれまでカラカラだったケヤキが一気に葉を茂らせてきています。

これから6月までが東京の良い季節ですね。新しい事をはじめましょう。
by hdknr.com

Django 管理画面作成でハマる

土曜日, 4月 11th, 2009

技術ネタです。ハマったので備忘録的に記します。

Django という Python 製のウェブフレームワークで hdknr さんとゆっくりながら勉強兼ねてアプリケーションを作成しています。管理画面の機能がよくできており、現在管理画面を作成しているのですがハマりまくってました。

管理画面でユーザー(author)のフィルタ(list_filter)を使いたかったのですが、管理画面には表示されず。ユーザーフィールドは ForeignKey で外部テーブルから持ってきているのですが表示されませんでした。Django 公式ドキュメントを見ても対応しているはずなので表示されないのはおかしい! と思ってあれこれ悩んでいたのですが、単にデフォルトの admin 以外のユーザーがいなかっただけというオチ。ここでハマる人は余りいないんですかねぇ。ユーザー追加したらあっさりフィルタが表示されました。コードは以下になってます。

class NoteOptions(admin.ModelAdmin):
list_display = (‘id’,’author’,’text’,’writed_at’,’votes’,’status’,’selected_tags’)
date_hierarchy = ‘writed_at’
list_filter = (‘author’,’writed_at’,’status’,’tags’)
search_fields = [‘text’,’author__username’]
filter_horizontal = [‘tags’]

つづいてハマったのがやはり管理画面で search_fields です。author を検索したかったのですが、author を追加しても検索できず。こちらは公式ドキュメントを見たらあっさり答えが書いてありました。

フィールドは CharField や TextField のような何らかのテキストフィールドでなければなりません。 DB API の「リレーションを追跡する」表記を使えば、 ForeignKey を介したフィールドの指定も行えます:

search_fields = [‘foreign_key__related_fieldname’]

実際のコードは前述のものと同じです。”__”で繋げるんですね。

トライ&エラーを繰り返しつつドキュメントを当たったりなどして解決できました。時間はかかったけどその分理解もできました。身に着けることが第一目標なので時間かかったけど気にしない。Django はドキュメントがしっかりしているので助かります。

(さらに…)

誰が悪いとは思わないが。

金曜日, 4月 10th, 2009

もともとは自生していたモノを含め、県内生産量は年1000トン程度。

価格は1キロ当たり約50円。一人の生産者が一日あたり収穫出来る量は約100キロ、つまり約5000円。これでは人を雇う金額にもならず高齢者を中心に細々と生産収穫されていた。

ところが、ある日TVの健康バラエティー番組で『この果物は発ガン抑制や転移抑制、更に老化を抑える』と放送された。

ほぼ県内流通のみであったのだが、この番組以降一気に需要がたかまり全国から一斉に注文が殺到。慢性的な品不足に陥り、民家の軒先に自生しているモノまでに買い付け予約が入る始末。

価格は上昇し続け、ついにはキロ450円にまで上昇。

離農していた若者達も村へ戻り農業に従事、生産量は年3000トンまでに。単価は9倍、量は3倍=マーケット規模は9×327倍までアップ。

ところがブームは長く続かず、一気に需要が半減。価格は1キロ150円まで急落。絞られた果汁の在庫過多に苦しんでいる。

市場環境がどうであれ植物は育つ、半年後には収穫が始まる。

このままの状況であれば価格は更に下落し再生産可能価格を下回る可能性あり。そして更なる在庫過多へ。

そうなれば、農家は樹を切るであろうし、若者達も村から出て行くことになるであろう。

なんとかしたいが、妙案はなし。

誰が悪いとも思わないが、とても切ない気持ちになる。

沖縄県の『シークワーサー』の話である。

10年後の広告はどうなっているか(1)

木曜日, 4月 9th, 2009

このテーマで書き始めたら、とても一気に書くことができない。時間をかけて考えながら書こう、というわけで、(1)としました。続きは来週になるか、再来週になるか。

 

いま、広告媒体が個性化、細分化、多様化の過程にあることは誰の眼にも明らかです。ウェブ媒体が伸びていますが、ウェブは一つのメジャー媒体でなく、それ自体が細分化の宿命をもっています。ウェブを中心とした細分化はさらに進み、さらにフリーペーパー、店頭媒体、アウトドア・サインボードなどほかの分野の多様化を誘発しながら進んでゆかざるを得ないでしょう。

 

一方で、テレビ、新聞など、メジャー媒体の勢力が低下しています。この低下現象がどこまで続くかが、明日の広告の姿に大きく影響するでしょう。これまでの50年間は、将来の歴史家が「テレビの半世紀」と呼ぶかもしれません。世界中が戦後の復興期で、商品にも、娯楽、情報にも渇望感がありました。そこへ技術的革新の成果として現れたテレビは、まさに時代の寵児となりました。広告媒体としての観点から見ると、消費者があこがれる商品の情報であろうが、低関心商品の情報であろうが、好きな回数だけプッシュ情報として消費者に届けるという前代未聞の広告技術を可能にしたのです。

 

いま、広告に携わっている人々は、多かれ少なかれ、このようなことが可能な環境の中で育ってきました。広告とはこんなものだ思っていたら、とんでもないことになるかも知れません。好きなだけプッシュ情報を流すことが可能でなくなった世界はどんなものか。続きはいずれまた。

仕事は創れる。

火曜日, 4月 7th, 2009

世の中に「職業」の数って、どれくらいあるのでしょうか?

先日、主人から友人の奥さんが自営業をはじめたらしいと聞きました。何の職業かとたずねると、「キャットシッター」だと言うんですね。はじめて耳に聞く職業でした。

サービス内容は「自宅で留守番中の猫のお世話をする」とのこと。これは猫を飼っている人にしかわからないと思いますが(笑)、とっ〜っても画期的なシステムなんです。猫は家が一番好 きなので、見知らぬところに預けられたりするのがとってもストレスになるのです。現に、私の出産後の数週間に、一緒に実家に連れて行きましたが、その後、円形脱毛症になりました。写真の彼です、はい。(汗)

さらに、「新聞や郵便物のとりこみ、花の水遣りもOK。」と、留守中の心配が一気に解消するのでした!!コスト面でも、ペットホテルよりも断然お得な、1日1時間程度で2500円!ごはんをあげて、トイレを掃除して、おもちゃで遊んだり、コーミングをしたりしてくれます。鍵を預けるのがネックですが、我が家は知人ということもありこちらも問題なしでした。そして、毎回訪問の際に、キャットレポートを残してくれます。これがまた、旅先からみてとっても楽しいのですが、先日は、レポートとともに上記の写真もいただきました。ガラステーブルから肉急を撮影^0^ ということで、今では、このキャットシッターさんが我が家にとって必要不可欠な人となっています。(ご興味のある方、ご紹介します!)そして、私の憧れの職業をされている方でもあります。

中学生のころ、テレビばかりみていて、テレビに関する仕事がしたいなーと漠然と考えた時期がありましたが、その頃知っていた職業といえば、社長、サラリーマン、おまわりさんに、お店屋さん、運転手さん、大工さん、それに農業、漁業を足したくらいだったような気がします(笑)。

ちょっと極端な話をしましたが、そのころの自分といえば、とりあえず受験して、面接とかいうのを見よう見まねでやって、ようやく社会人になったはいいけどほぼ職業観ゼロだったわけです。要は自分で新しい職業を作り出せるという認識がありませんでした。これって、とっても不幸なことですよね?どんなことでも好きなこととか、得意なことが見つかれば、どんどんそのことを勉強して、私は「こういうものです」って名乗れば良いのですから、(儲かる儲からないは別として)とってもカンタンなことです。その発想が備わっているかどうかで、ずいぶんと違うものの見方ができるとじゃないかと思います。「13歳のハローワーク」も画期的だったのでしょうが、もうこういうことは、学校の新教科「人生」とかそんなのをつくって、授業としてきちんと教えたほうがいいんじゃないかと思うくらいです。目的意識があれば、勉強する意味だって自ずと見えてくるようになるんじゃないでしょうかね。

栗福

月曜日, 4月 6th, 2009

栗福

栗福

偶然通りかかった信州物産展で購入した、小布施栗菓製造の「栗福」が美味しかったのでご報告。

何やらおいしそうな予感がしたので、並んで待つこと20分。

焼いているところを見ると、栗あんたっぷりに、栗の渋皮煮が一個、まるまる入っています。

家に帰り、早速頂きました。栗!まさに、栗。栗そのもの。美味しい!

ネットで調べたところ、各地で行われる「信州物産展」でのみの実演販売でしか入手が出来ない美味しいと評判の幻の逸品らしいのです。焼きあがるまで時間がかかるうえ、1回で20個程度しか出来ないため、実演販売でも長蛇の列、しかも一人5個までの個数制限付きであるため、じっくりと味わうことが結構難しいものとなっています・・・。

見つけたら、ぜひ、並んでみてください。1個210円です。お値段以上です。

一歩抜け出す

日曜日, 4月 5th, 2009


Okinawa

Originally uploaded by hidelafoglia

家族で旅行にいった。空港について自動チェックインしてみると、家族3人ともバラバラのシートだった。

機内に入って妻が娘の隣のシートと交換してくれないかとお願いしてみた。大手旅行代理店のツアー添乗員らしいその女性は仕事上その席にどうしてもいなければいけないので、という事で断られた。その女性はテイクオフして毛布をかぶって最後まで寝ていたのだったが。

結局、あるやさしいおじさんが妻に席を譲ってくれて娘の隣の席につく事ができた。

私の隣の通路側が空いていたのでアテンダントに聞いて子供の隣にしてくれないか、その旅行会社の女性がどうしても通路がいいんだったら、こっちの通路でもいいんじゃないか、ということを言ってもむだだった。結局、ずっと後ろの席で座っていたアジアの女性が隣の席についたのだった。でも、その女性は結局到着した後僕らよりもずっと遅く空港の乗り換えの通路にでてきたのだった。

仕事上は自分の仕事を全うしているのだろうし、そんな他人にゆずるなんぞしてあげる必要もないでしょう。でも、結果私は貴重な家族との旅行の貴重な3時間を失った。これが出張だったら何の問題も無い事だったのだが。

ツアー会社には情報が行っているはずだし、キャビンアテンダントは家族旅行がどんなものかわかるはずだ。ずっと寝ていた旅行会社の女性だって自分の客かどうかではなくて、そういう事に気を配るのが彼女の仕事の中でもっともすばらしい瞬間のはずだった。

お客を統計上の数字として扱うという事はこんなことだ。システムやルールで決まった事から逸脱する事が許されない。それは逆に言うと、決まった事だけを遂行する機械のような規格化された労働者としての自分、誰にでもできる代替が効く仕事しか与えられない自分、ということに自分自身の価値を落としている事になっている。

我々ももそんな仕事をしているときがあるはずだ。現在そうなっている事、決まっていることを盾に一歩進むことを断る理由にする。日々の向上を行なわない言い訳にする。責任が発生する事を理由に仕事を右から左に流す事ばっかりする。

そんなことを続けているとお客には必ずばれる。そしてしらける。
コミュニケーションがビジネスを左右する時代においてはそんなしらける雰囲気は最悪な状態である。

ルールや現状から一歩ずつ抜け出して進む事の積み重ねが他者との差別化として形に現れてるはずだと思っている。
by hdknr.com