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Mercurial で大いにハマる

土曜日, 3月 21st, 2009

社内 Django 勉強会で hdknr さんと投票システムを作りながら勉強しています。Mercurial というバージョン管理システムでリポジトリを管理しているのですが、コミットする際に混乱した話を記します。

Mercurial は分散管理なのでリポジトリは公開リポジトリとローカルリポジトリがあります。私の commit を公開リポジトリに push しようとしたら

ssk@debonvm01 tohyo $ hg push
Enter passphrase for key ‘/home/ssk/.ssh/id_rsa’:
pushing to ssh://hg@bitbucket.org/hdknr/tohyo/
searching for changes
abort: push creates new remote heads!
(did you forget to merge? use push -f to force)

と言われました。merge か強制的に push しろとのことです。hdknr さんのリビジョン持ってないからだな、と思ったので pull して update すればいいんだな、と思ったので実行。

ssk@debonvm01 tohyo $ hg pull
Enter passphrase for key ‘/home/ssk/.ssh/id_rsa’:
pulling from ssh://hg@bitbucket.org/hdknr/tohyo/
searching for changes
adding changesets
adding manifests
adding file changes
added 1 changesets with 3 changes to 4 files (+1 heads)
(run ‘hg heads’ to see heads, ‘hg merge’ to merge)
ssk@debonvm01 tohyo $ hg update
abort: crosses branches (use ‘hg merge’ or ‘hg update -C’)

ああ、merge するか -C つけて update しなさい、とのこと。では merge しましょう。

ssk@debonvm01 tohyo $ hg merge
abort: repo has 3 heads – please merge with an explicit rev

んん? 見たこと無いメッセージでした。 head が3つあります。 merge する際は明示的にリビジョンを指定しなさい、とのこと。まずは head を確認します。

ssk@debonvm01 tohyo $ hg heads
changeset: 32:aba5296ed68f
tag: tip
user: naoto
date: Sat Mar 21 16:57:22 2009 +0900
summary: added Tag table in microblog/models.py. added Tags editor in admin site. #29

changeset: 30:6603fe6fa57b
user: naoto
date: Sat Mar 21 16:50:32 2009 +0900
summary: added tags editor in admin. related #29 .

changeset: 15:394bfbc17e5c
user: ssk
date: Tue Mar 10 03:02:58 2009 +0900
summary: added username line in .hgrc

確かに3つあります。最新のリビジョン 32 にしたいので明示的に merge してみます。

ssk@debonvm01 tohyo $ hg merge -r 32
abort: can’t merge with ancestor

失敗します。今度はリビジョンを 30 にします。

ssk@debonvm01 tohyo $ hg merge -r 30
merging trunk/tohyo/microblog/admin.py
merge: warning: conflicts during merge
merging trunk/tohyo/microblog/admin.py failed!
0 files updated, 0 files merged, 0 files removed, 1 files unresolved
There are unresolved merges, you can redo the full merge using:
hg update -C 32
hg merge 30

またもやエラー。今度はこのコマンド打ちなさいと言われたのでやってみます。

ssk@debonvm01 tohyo $ hg merge 30
abort: outstanding uncommitted merges

またもや失敗。どうすれば……。
いったん head を確認してみます。

ssk@debonvm01 tohyo $ hg heads
changeset: 31:74a91ce0a085
tag: tip
parent: 28:cfe09cdb9e4a
user: hdknr
date: Sat Mar 21 16:09:32 2009 +0900
summary: re-created database and syncdb after addring Tag model which ManyToMany to Note

changeset: 30:6603fe6fa57b
user: naoto
date: Sat Mar 21 16:50:32 2009 +0900
summary: added tags editor in admin. related #29 .

changeset: 15:394bfbc17e5c
user: ssk
date: Tue Mar 10 03:02:58 2009 +0900
summary: added username line in .hgrc

リビジョン 32 が消えています。状況に変化がありましたが後退している気がします。
pull してリビジョン32を改めて持ってきます。

ssk@debonvm01 tohyo $ hg pull
Enter passphrase for key ‘/home/ssk/.ssh/id_rsa’:
pulling from ssh://hg@bitbucket.org/hdknr/tohyo/
searching for changes
no changes found

32 が落ちてきません。これでなんだか分からなくなりました。
ここで一気にごちゃごちゃ打ち込んでみることにしました。

ssk@debonvm01 tohyo $ hg merge
abort: repo has 3 heads – please merge with an explicit rev
ssk@debonvm01 tohyo $ hg merge 30
abort: outstanding uncommitted changes
ssk@debonvm01 tohyo $ hg merge 31
abort: can’t merge with ancestor
ssk@debonvm01 tohyo $ hg merge -r 31
abort: can’t merge with ancestor
ssk@debonvm01 tohyo $ hg update -C 31
2 files updated, 0 files merged, 0 files removed, 0 files unresolved

リビジョン 31 は成功した模様。31 は自分のコミット分なのでローカルリポジトリから持ってきたことになります。
mercurial の本を見ていたら resolve コマンドで複数 head を状態を解消できるようなことが書いてあったので試してみます。

ssk@debonvm01 tohyo $ hg resolve -l
hg: unknown command ‘resolve’
Mercurial Distributed SCM

basic commands:

add add the specified files on the next commit
annotate show changeset information per file line
clone make a copy of an existing repository
commit commit the specified files or all outstanding changes
diff diff repository (or selected files)
export dump the header and diffs for one or more changesets
imerge interactive merge
init create a new repository in the given directory
inserve start an inotify server for this repository
log show revision history of entire repository or files
merge merge working directory with another revision
parents show the parents of the working dir or revision
pull pull changes from the specified source
push push changes to the specified destination
qdiff diff of the current patch and subsequent modifications
qimport import a patch
qinit init a new queue repository
qpop pop the current patch off the stack
qpush push the next patch onto the stack
qrefresh update the current patch
remove remove the specified files on the next commit
serve export the repository via HTTP
status show changed files in the working directory
strip strip a revision and all later revs on the same branch
update update working directory

use “hg help” for the full list of commands or “hg -v” for details

resolve コマンドなんてない、と言われました。バージョンを確認してみます。

ssk@debonvm01 tohyo $ dpkg -l |grep mercurial
ii mercurial 1.0.1-5.1 Scalable distributed version control system
ii mercurial-common 1.0.1-5.1 Scalable distributed version control system (Common files)

Debian Lenny の mercurial は 1.0.1 なのでした。resolove は 1.1 からの機能です。これで落胆します。

その後 これまで打ち込んだコマンドを途方にくれながら繰り返しましたが変化なし(pull,merge,head)。
push したいディレクトリを ls してみました。

ssk@debonvm01 tohyo $ ls microblog/
__init__.py admin.py.orig backends.pyc mails.py models.pyc views.py
__init__.pyc admin.pyc forms.py mails.pyc urls.py views.pyc
admin.py backends.py forms.pyc models.py urls.pyc

admin.py.orig という .orig のついたファイルがあります。merge する際のファイルですね。これがあるからかな、と思い手動でコピーします。ついでに merge。

ssk@debonvm01 tohyo $ mv microblog/admin.py.orig microblog/admin.py
ssk@debonvm01 tohyo $ hg merge
abort: repo has 3 heads – please merge with an explicit rev
ssk@debonvm01 tohyo $ hg merge -r 31
abort: outstanding uncommitted merges

やっぱり変化ないですね。最初の頃から push してないから commit して push してみようかな、とエラー覚悟でやってみました。

ssk@debonvm01 tohyo $ hg ci -m “added Tag table in microblog/models.py. added editor for Tag in microblog/admin.py. #29”
ssk@debonvm01 tohyo $ hg push
Enter passphrase for key ‘/home/ssk/.ssh/id_rsa’:
pushing to ssh://hg@bitbucket.org/hdknr/tohyo/
searching for changes
remote: adding changesets
remote: adding manifests
remote: adding file changes
remote: added 3 changesets with 4 changes to 2 files
remote: bb/acl: naoto is allowed. accepted payload.
remote: quota: 595.4 KB in use, 150.0 MB available (0.39% used)

あれ、できた。head も確認します。

ssk@debonvm01 tohyo $ hg heads
changeset: 32:011ae90a4b6d
tag: tip
parent: 31:74a91ce0a085
parent: 15:394bfbc17e5c
user: naoto
date: Sat Mar 21 17:31:01 2009 +0900
summary: added Tag table in microblog/models.py. added editor for Tag in microblog/admin.py. #29

changeset: 30:6603fe6fa57b
user: naoto
date: Sat Mar 21 16:50:32 2009 +0900
summary: added tags editor in admin. related #29 .

head も2つになっています。
結局何が push できなかった原因かは分からず。ただ、これまで pull したあとは merge しないで update ばかりしていたので複数 head になってしまった気がします。pull したら merge する癖をつければこんなことにはならなかったかもしれません。

pull したら merge しましょう。

乗ればよかった・・・。

金曜日, 3月 20th, 2009

私は昨年引っ越しをして、毎朝利用駅の始発に乗って通勤しています。

昨日の朝、おそらくは前からあったとは思うのですが、私としては

初めてその通勤電車内に液晶モニターがあるのを発見しました。

おそらく他の電車についているものと同じようなものだと思います。

ただ、どうしても座って行きたかったので、その電車には乗らな

かったので、どういったコンテンツが流れているのかはわからない

のですが・・・。次に見た時はその電車に乗り、しっかりとコン

テンツを見たいと思います!

さて、そこでふと、こういった広告を出すのにどのぐらいかかるの

かな?なんて思い、東京都内を走る電鉄会社のHPを調べてみました。

まず、ビックリしたのが広告の種類の多さと金額でした。

正直、ここまで細かく分かれているとは思っていませんでした。

その他、気がついた事は、

・各社広告についてのページが探しづらかったです。サイトマップを

 開いても分からず、探すのに苦労しました。

・各社広告について、見せ方はさまざまでした。広告別の効果をグラフ

 や数値などで示してあるところもあれば、広告の種類の見せ方を

 すごく凝った作りになっているものもありました。それとは逆に全く

 手をかけてないところもありました。

 

これから電車に乗る時は、こういったさまざまな種類の広告について

気にしながら、乗ってみたいと思います。

甘いお赤飯

木曜日, 3月 19th, 2009

甘い赤飯

甘い赤飯

昨日の

bossの投稿をうけて山梨の食について一つ。

基本的には家庭の食事がメインなので東京育ちの家内の味に全く違和感がありません。

外食する際は洋食だったり、中華だったりでローカルの味を口にする機会は多くはありませんでした。

こちらでお祝いの席に出てきたお赤飯を初めて口にした時はびっくりしました。

お赤飯が甘いのです。

甘納豆を入れた、甘いお赤飯なのです。

甘ければ甘いほど上等という事らしいです。

来客をもてなすには甘い物をたくさん振る舞う風土だったようです。

お赤飯は大好物ですがこの甘いお赤飯は未だになじめません。

それと甘いあずきの入ったほうとうもなじめません。

こちらではお祝いごとがあるとお赤飯を大量に炊いて近所や知人に配ります。
我が家にも時々廻ってきます。

スーパーではお赤飯を配る為の専用の容器やのしがどこでも売っています。 


甘い物が御馳走だったのは頃と違い、甘いおいしいお菓子も大量に出回っているのに変わらないのです。
食事の洋風化と外食産業の発達で日本中どこでも同じ味が食せる世の中になっても変わらないのです。

家庭で作れられる地方食は外へ出ることなくこれからも家庭から家庭へ変わらずに続いて行くのでしょうね。

 

 

 

甘じょっぱいパスタ

水曜日, 3月 18th, 2009

どんなものにも長所と欠点があって、良いことずくめなどということは滅多にないものです。先週、千葉の食材のおいしさについて述べましたが、今回は「良いことばかりじゃない」ということについてひとこと。週末、よく銚子に滞在していますが、あるとき、スーパーでお砂糖の特売がありました。たくさんの買い物客が10キロ単位でお砂糖を買ってゆくのを見て、「クリスマスケーキのように、この地域でお菓子を作る特別な日があるのだな」と思ったのです。そこでレジで聞いてみたのですが、なんと答えは「煮物に使うのでしょう」!

 

まさか、と思いながらよく観察してみると、いろいろ分かってきました。この地方の人は、甘い味付けが好きなのです。例えばサンマの甘辛煮。サンマが一本50円ぐらいのときに多めに買ってくる。ぶつ切りにして、生姜の千切りと、砂糖たっぷり、酒、しょうゆで骨が柔らかくなるまで煮込んで常備菜にしています。

 

これなどは地元の産物をうまく利用した、この地方独特の生活の知恵ですが、どうかと思うものもあります。銚子はお寿司屋さんの多い土地柄ですが、そこでほとんど例外なく供されるのが、名物の太巻き寿司です。プリンのように甘く、初めての人は驚かされます。つぎに、蕎麦屋さんで食べる温かい蕎麦。これが甘ったるくていけません。江戸の味に慣れたものにとって受け入れ難いものです。そばつゆに砂糖を使うのは当然なので、要はその分量の問題でしょうが、これが尋常ではないのです。さらに発見して驚いたのが、スパゲティー。和製ソースのナポリタンが甘いのはおおむね全国共通かも知れませんが、銚子ではぺペロンチーノであろうが、カルボナーラであろうが、どこで食べても例外なく甘じょっぱいのです。「ところ変われば品変わる」で、その発見は旅行の楽しみの一つでもありますが、ついに「この地方の人は甘い味付けを好む」という定理を打ち立てざるを得なくなりました。

 

戦中、戦後の一時期、一般庶民にとって砂糖は貴重品でした。日本語の語彙から消えてしまったと思われた羊羹がなんかの拍子に手に入って、みんなで、うすーく切ったやつを食べて感激したっけ。お餅のあんこが塩味から本来の甘い餡になったときも、豊かさと平和を実感したものでした。あの頃と比べると、今のなんでも有りの豊かさを、豊かと思う人はどのぐらいいるのでしょうか。それにしても、過ぎたるは猶及ばざるが如し、と思うのですが。

 

家庭菜園の野菜

火曜日, 3月 17th, 2009

千産千消産地と消費地に反応してみました。

千葉に住む母はかれこれ20年近くになると思いますが、趣味で家庭菜園をやっています。はじめの数年こそ、曲がったきゅうりだとか、葉が巻いていないレタスとか、出来すぎてわれてしまった大根は珍しくありませんが、テニスコート1/3面くらいの面積から収穫される野菜の量たるは、1人住まいの母だけで、いや普通の1家族でも簡単に消費できるものではありません。菜園仲間の中には道端で販売している人もいるとか。

ワタシは5年前まで、32年間実家暮らし(文字にするとすごいですね^^;)でしたので、収穫の時期、季節ごとに冬は大根、小松菜、ブロッコリー、春はキャベツ、玉ねぎ、豆類、夏はトマト、きゅうり、なす、秋には・・・・というように、毎日のように同じ食材が食卓に上ってうんざりしたものです。 ありがたみがわからないとはこのことですね。そして当時は、これが「当たり前の野菜の味」と思っていたのですが、野菜を自分で買うようになった今、数ヶ月に1回もらう家庭菜園の野菜と、いつも食べているスーパーや生協の野菜との味の違いを感じるようになりました。

ひとことでは著しにくいのですが、前者を食べると「味が濃い」というか、その野菜らしさが強調されたような感じるのです。白菜は甘みがあり、加熱すると柔らかいのにとろとろにとけない。ニンジンも、ニンジン嫌いの人には絶対に食べられないだろうなぁという、ニンジン臭い(らしい?)味なんです。(高い寿司屋で、魚の味に感動したことありませんか?あの感じ。あとはオイルと塩だけなのに、異常においしく感じる高級イタリアンの生野菜とか。)大げさなようですが、ほんのちょっとした「差」を、確かに感じるのです。

あるとき、母に聞いてみました。「家庭菜園の野菜と、普通に売っている野菜って何が違うの?」と。すると、「肥料の差かもしれない。」とのことでした。 母の家庭菜園では、「有機肥料」を使って育てているそうですが、農家の場合は、有機肥料価格がより安く、作物が早く育つ「化成肥料」を使っているのではないかということでした。なるほど、作物がゆっくりと時間をかけて育つことで、より多く陽の光を浴びて味が濃くなっていくのかもしれません。そして有機野菜が高い理由もなんとなくわかりました。

そういえば、NHKでも、こんな特集が。「わけありを安く売る」ビジネスチャンスで、面白かったのが、リサイクルショップで「わけあり野菜」が人気商品になっているという情報。二股の大根や、虫食いだらけの白菜などすべて数十円という価格。なんと、その秘密の仕入先は、家庭菜園だというのです。バイヤーさんもうまいこと考えたものです。 母の収穫物は、近所の仲良しさんにばら撒いているだけですが、そのたびに「おいしい」と言われ、「また頑張って作ろう」と思えるのだそうです。一人暮らしの老人が地域と結びつき、一定のモチベーション保って暮らせるのなら、ずっと続けて欲しいです。でも、もともとは、農家もこんな風に成り立っていたのではないでしょうか。

くららの食卓 春キャベツ&ツナ

月曜日, 3月 16th, 2009
くららの食卓 春キャベツ&ツナ

くららの食卓 春キャベツ&ツナ

今日はくららラボの日。

今日のラボは、春キャベツのアイデアレシピと、安っ! ツナ缶で1品

くららの運用方法が変わるため、みんなが集まって、こんなにたくさん試作するラボは今日が最後。それにしても、品数多いなぁ。これだけの品数が、2時間くらいで完成。ラボメンバーの実力をまたしても実感。

優しい黄緑色が、「春だなぁ」と感じさせてくれました。もう、土鍋はしまわなくちゃ。

ラボリーダーは、これから公園に行きたい、とうきうきしていました。これまた、春です。

春本格化

日曜日, 3月 15th, 2009


Cats

Originally uploaded by hidelafoglia

リビングで猫がひなたぼっこができるようになってきました。
春が始まります。

日本では学校や会社など4月始まりのスケジュールなのは、桜が咲いたりそんな気分にさせるからなんでしょう。

2009年もようやく始まるんです。
by hdknr.com

日曜日, 3月 15th, 2009

最近は、めっきり自炊をする機会も減ってしまいましたが

元来、私は料理をする事が好きです

作るものを決めて凝ったものを作るのもよいのですが

残っているものでどう作るか、そんなパズル的要素も楽しいものです

 

条件が限られた中だからこそ

そこに工夫を加えたり、組み合わせを練ってみたり

そこにどんな味を加えるか、どんな材料を足し引きするのか

そんな要素を取捨選択する事が含まれているのが料理の楽しみだと思います

 

「内食」「外食」との違いはなんでしょうか

どうしても「外食」には味を選べる幅が決まっているし、また、その幅から出る事が出来ませんし

そこに技術的な質はともかく、工夫を加えることはありません

ですが、内食にはその幅がありませんし、個人の工夫に限りはありません

 

勿論、そこにサービスであったり、洗練された味があるのですが

自分で作る事で、その素材にであったり、その由来に初めて気を配れると思います

 

一部の学校で、給食を自分達で作ったりする動きが出てきていると聞きます

そこには得手、不得手や色々な味の好みもあると思いますが・・

自分で作ることで得られる楽しみや、工夫、そして食への関心

食べ物にたいする感謝の気持ち

そんなことが、まだ若いうちに育てられる機会になるのではと思います

そして、食がただ「食べること」でない

楽しかったり、深かったりするものだと伝えていくことをしていかねばと思っています

たまにはランチ画像などを

土曜日, 3月 14th, 2009

09-03-13_12-50-small
09-03-13_12-50-small posted by (C)noten

3/13 のランチです。会社近くの千駄谷食堂というところの生姜焼き丼です。

千駄谷食堂は初めて行きました。「食堂」と聞いたので庶民的な食堂をイメージしていたのですが、行ってみたらおしゃれな感じで自分の「食堂」とはイメージが異なりました。おそるべし先入観。

豚の生姜焼き大好きなのですが、今回食べたのは少々固め。焼きすぎたのか、暖め直したような感じでしたのでちと残念。正直なところ、自分で豚肉買ってきて市販の生姜焼きのタレ使って焼いた方がおいしいですね。肉よりも添え物のカレーで味付けしたじゃがいもがおいしかったです。いや、カレーで味付ければ大抵おいしくなるんでしょうね。カレー万歳。

それとスープおいしかったです。メインの生姜焼きよりもそれ以外がおいしかったなぁ。

産地と消費地

木曜日, 3月 12th, 2009

昨日のbossの投稿を受けてteam-mではありませんが食関連で投稿。

 

田舎暮らしが都会暮らしよりも長くなりました。

以前このブログでおすそわけについて書きましたが田舎では農産物は市場流通とは別に無料で出回ったり無人販売所等で安く入手できます。

お裾分けの際によく農家の方から「これは自家用だから」と聞きます。

市場に出す物とは別に自分達で食用にするものを作っているんですね。

市場では大きさ、色、形等の一定の基準に満たない物はどんなに味が良くても出荷できません。

当初は出荷する商品ではない自家用物は出来が悪いのかと思っていましたが、自分達の家族が食べるため消毒や農薬は最小限との事。

こちらの方がはるかに安心、安全なのです。

 

農産物の供給システムは農地のない都会の巨大な胃袋満たすために発達してきました。

これを支える産地側では長い間農協の巨大なシステムが種、苗、肥料、農薬、出荷用段ボール 出荷数量から価格まですべてを支配していました。

しかしインターネットの普及により資材の仕入れも販売も農家が直接出来るようになってきました。

農家は農協が自分達の為に資材を安く卸してくれて、作物を高く買ってくれる組織ではないことに気がついたのです。

友人の果物農家は10数年前には農協への出荷が大半でしたが、今ではインターネットを通した販売が半分以上になり毎年注文をくれるお客様に提供する事を歓びとして仕事に取り組んでいます。

インターネットを通した販売は直接生産者と消費者が結びつくので友人は低農薬の自家用レベルの物を提供しているのです。

インターネットから連想される匿名性やバーチャルなイメージとは正反対の、ダイレクトで安心、安全な取引が成立しているのです。

消費者にとっては多様化する入手ルートで選択肢が増える事は大いにメリットがあります。

今後は既存の物流は産地と消費者に対しての取り組み方の違いで大きな差が出てくるでしょう。

これからは同じ大きさ、同じ色の山積みの中から選ばなくても良くなるのでしょうか?