昨日の
bossの投稿をうけて山梨の食について一つ。
基本的には家庭の食事がメインなので東京育ちの家内の味に全く違和感がありません。
外食する際は洋食だったり、中華だったりでローカルの味を口にする機会は多くはありませんでした。
こちらでお祝いの席に出てきたお赤飯を初めて口にした時はびっくりしました。
お赤飯が甘いのです。
甘納豆を入れた、甘いお赤飯なのです。
甘ければ甘いほど上等という事らしいです。
来客をもてなすには甘い物をたくさん振る舞う風土だったようです。
お赤飯は大好物ですがこの甘いお赤飯は未だになじめません。
それと甘いあずきの入ったほうとうもなじめません。
こちらではお祝いごとがあるとお赤飯を大量に炊いて近所や知人に配ります。
我が家にも時々廻ってきます。
スーパーではお赤飯を配る為の専用の容器やのしがどこでも売っています。
甘い物が御馳走だったのは頃と違い、甘いおいしいお菓子も大量に出回っているのに変わらないのです。
食事の洋風化と外食産業の発達で日本中どこでも同じ味が食せる世の中になっても変わらないのです。
家庭で作れられる地方食は外へ出ることなくこれからも家庭から家庭へ変わらずに続いて行くのでしょうね。