Archive for 1月, 2009

面白そうな CMS 「LTSun-Engine」

火曜日, 1月 20th, 2009

ブラウザの管理画面で編集したり、デザインはエディタなどで作成するスタイルが従来のウェブサイト向け CMS かと思います。最近ではブラウザに表示したままデザインや記事を編集できたりするものが現れているようですね。

今回紹介するのは LTSun-Engine という CMS。デモサイトを使って少し触ってみました。

出来上がっているようなサイトですが、要素の上にカーソルを合わせるとポップアップが表示され、編集可能になります。

「SUMMER」の文字列を「yatta–!」に変えてみます。「title」に文字を入力して「gererate」すると画面に反映されます。

試しに日本語を入力したら文字化けしました。文字コードが「ISO-8859-1」だったので「utf-8」にすればいいのかな。

デザインもできる人がいじるにはいい CMS でしょうね。記事を書くだけなら通常の CMS で十分に感じますが、面白い要素というか売りにできるものがあるのは強力かと思います。

魔法のランプの精

月曜日, 1月 19th, 2009
akimator.com

akimator.com

面白いサイトがあったので紹介します。

適当なキャラクターを思い浮かべて(実在でも、アニメの登場人物でも)、ランプの精の簡単な質問に答えていくと、思い浮かべたのが誰かランプの精が当ててくれます。

http://en.akinator.com/

ますおさん、わかめちゃんから、アントニオ・バンデラス、your catまで。幅広く当ててくれます。

間違えると、誰を思い浮かべたのか聞いてきて、学習しています。

彼の博識に脱帽です。

程々にとんがる

土曜日, 1月 17th, 2009

とんがって成功するとその成功体験が次の成功を阻んだり、場合によっては現在の繁栄からの衰退を招くと思います。
成功していて余裕があるならば、小さな失敗を犯すチャレンジをすべきでしょう。その失敗へのコストは未来の成功への投資であると思います。
人は失敗からより多くを学ぶと思います。

勉強することを楽しむ

金曜日, 1月 16th, 2009

昨年より広告勉強会に参加させていただいています。
学生の頃は、あんなに嫌いだった勉強も、なぜか最近になって?大人になって?、
勉強をすることを楽しく感じるようになりました。
広告勉強会を始めるにあたり、最初の宿題として出されたのが「受け手の立場から
見た広告」でした。それを書く際に、最初に考えたのが単純に「広告ってなんだ
ろう?」ということでした。考えれば考えるほど、混乱しました。混乱の中、「広告」
として、浮かんだのものをいくつか挙げてみます。
新聞、チラシ、雑誌、インターネット、コマーシャル、看板、中吊り広告、ポスター、
ダイレクトメール、宣伝カー(ラッピングバスなど)、POPなどです。
そして、この時に見えてきたのが、必要な時、興味がある時には重要な、おいしい
広告も、それが無くなった時には、何の意味もなくなるのだということです。当たり
前なのかもしれませんが、広告にも時代背景はもちろん、個人において「旬」「賞味
期限」があるのだということです。
また、この勉強会を機に、以前から気になっていた「活字にふれる」事を今年の目標
として、手始めに↓の本を買いました。「入門」となってますが、あまり活字にふれて
こなかった?勉強の嫌いだった?私にとっては理解するのに一苦労です。さまざま
な誘惑に負けず、がんばって読みたいと思います。

記念日を楽しむ

木曜日, 1月 15th, 2009


P1070725

Originally uploaded by cteisyoku

私事ですが今日1月15日は結婚記念日です。

特に人の誕生日や記念日を気にする質ではないのですが、この日だけは特別。
結婚一年目に花が好きな妻へ軽い気持ちでは小さな花束を買って帰りました。
普段見ることのない表情で喜んでくれたことがとても嬉しくて次の年も・その次の年も・・・。

娘たちが成長すると彼女たちもお年玉の残りとか、アルバイト代から一口加わってちょっとだけ花束も大きくなりました。
何年たっても花を受け取る時の嬉しそうな表情は家族みんなの喜びです。
毎年一回の積み重ねてきたことが今年で無事に24年になりました。
苦しい時もありましたが色々な人に支えられた24年です。

今日は結婚以来初めて子供が家にいない二人だけで迎える記念日です。
初心に返りまた最初の頃の小さい花束にしました。
生きていく上で家庭の安泰は重要です。
食べていく経済力と意識して向き合う事をしないと簡単に壊れてしまうのではないでしょうか。

これからも年に一度の花束を積み重ねて行きたいと思います。
今日は家に帰るのが楽しみです。

テレビの弱体化はマーケティングを変える

水曜日, 1月 14th, 2009

20世紀後半がテレビ全盛の半世紀であったことは疑う余地がありません。この間テレビ放送は、情報伝達の手段として市民の生活、政治など社会全般に大きな影響を及ぼしました。そして広告媒体としての側面からは、企業の広告活動を左右するスーパーメディアとして、力を発揮してきました。この半世紀にマーケティングに携わった人々は、この強大な広告媒体が電力と同じようにインフラとして存在する中で業務を行い、このインフラの無い世界など考えられなかったのではないでしょうか。

 

媒体としてのテレビの強力さは、その到達範囲が広範なことばかりでなく、見る人の視野一杯に情報を展開して注意をひきつける点で、インパクトも強い。映画館で観る映画を除いて、これだけ強力な情報媒体はテレビ以前にも無かったし、これからも当面視野に入ってきていません。

 

それが弱体化しつつあるのですからたいへんです。5年ごとに実施されるNHK放送文化研究所による国民生活時間調査では、2005年のデータではテレビ視聴時間の減少は、有意ではあるがさほど大きいものではありません。むしろ、新聞を読むのに費やす時間の減少傾向のほうが、より眼を引くぐらいです。しかし、テレビ視聴時間についても、2010年の調査ではより大きな変化が記録されるのではないでしょうか。2005年からこの調査でカバーされるようになったインターネットに費やす生活時間が、2010年の調査でどう変わるかも要注意ポイントです。

 

テレビ媒体の弱体化により、そしてネット媒体の相対的な強化によって何が起きるか。これは一概に予測し難い。とくにネット媒体は発展途上にあって、まだその広告媒体としての活用方法が定まっていないからです。しかし、高関心商品に関するかぎり、ネットの活用でうまく情報を消費者に届けることができることが実証されつつある。(自動車などがそうですが、自動車も高関心商品でなくなりつつある気配もあります。)

 

問題は、スーパーマーケットで販売されているグロサリーや日用品など、低関心商品の場合でしょう。これまで、テレビの前に座っている人にいきなり強力な情報ミサイルのようなもの(低関心商品についての高関心コマーシャル)を発射して、消費者に情報を注入してきたのですから、(商品情報が無理なら好感度をください、とやってきた)これからは困るでしょうね。当然、店頭での活動に多くの費用を振り向ける方向に行かざるを得ないでしょう。すでに一部の先進的なメーカーの中には、明確にその方向を示しているところがあります。

 

2008年のアメリカ大統領選挙は、時代が明確にテレビの時代からネットの時代に代わりつつあることを告げました。ネットの使い方は、情報媒体としての新しい多様性がまだまだ発掘され、広告的にもいろんな人がいろんな実験をして、だんだんと形が定まってゆくのでしょう。多くはこれからのお楽しみ、というところでしょうね。

 

読みました:法月綸太郎『生首に聞いてみろ』

火曜日, 1月 13th, 2009

若い頃に本邦ミステリ界隈では新本格ブームというものがありまして(私がハマったときは「第三の波」と呼ばれる世代が登場しは始めた頃)、中でもミステリにハマるきっかけとなった法月綸太郎氏の作品が大好物でございました。大学卒論のテーマにも選んだくらいの影響を受けた作家です。法月綸太郎という作家は寡作で、兼業ならまだしも専業作家なのでどうやって生活しているのだろうか、とも気になってしまうくらい余り作品が世に出ない方です(もっと寡作な人もおりますが)。エラリイ・クイーンの影響を受けた作家で、作風を語ろうとすると「後期クイーン問題」というややこしい問題を挙げざるを得ないのですが長くなるので割愛します。要は悩める探偵、ということです。

では今回読み終えた『生首に聞いてみろ』。おどろおどろしいタイトルですが、都筑道夫の『なめくじに聞いてみろ』というアクション小説のパロディかと思われます。つっこんだ内容はタイトルにあるように首の話ではあるのですが、ネタバレになるので割愛。

この作品は元々廃刊(休刊?)した「KADOKAWAミステリ」という雑誌で連載されていたもので、筆の速いとは言えない作者が連載やって大丈夫か、とハラハラしていたことを思い出します。連載中は読まなかったのですが、2004年に単行本になった際にすぐに買って読もうと思いましたが思いとどまりました。その前に出た長編は1994年で、10年から長編を発表していなかったので、今読んでしまったら次の長編はまた10年後となるのではないか、と思ったためです。短編集の発表は長編より多いので、氏の作品をまったく読めないというわけではないのですが、長編は長編として楽しみたいもの。勿体無かったのでこの作品はこれまで読めなかったのですが、単行本出てから5年経ったこともあり読んでしまいました。派手さはないのですが端正なミステリでした。

リニューアルオープンした紀伊国屋

火曜日, 1月 13th, 2009

青山の「紀伊国屋」跡地の大型商業施設AO(アオ)の地下にリニューアルオープンした紀伊国屋インターナショナルに行ってきました。


AOという名称は、「青山」と「会おう」の発音から命名。
建物の外観は、東京モード学園のビルもびっくりな斬新なデザイン(倒れないかな~と心配になります)ですが、地下のスーパー以外は、まだテナントはオープンしていないようです。

さて、新しくなった紀伊国屋は、広々とした通路、シックな色調、そして、棚に並ぶ青果がお出迎えです。
どれも「紀伊国屋品質」にかなった、一級品ばかりが、「ワタシを見て!」と言わんばかりに陳列されています。

店舗で配布されていたのリーフレット(ギフトのカタログと見紛う立派さ^^)によると、ここの○○がおいしいと聞くと、バイヤーはすぐにそれを取り寄せ、お眼鏡にかなうと産地に直接出向き、その産地の中でもトップクラスの商品だけを仕入れる交渉をするそうです。

我が家は、子どものための「牛乳」と「卵」を買う目的があったので、特売の218円の牛乳と、定番商品っぽい10個入りの白い卵(たしか200円台前半)をゲットしたあと、ふらふらと売場を徘徊。
選んで買えば、割と常識的な金額でお買い物できます^^

しかーし、売場には誘惑がいっぱい!
きのこ好きな私は、気がつくと580円もする「なめこ」をかごに入れていました。
大粒でぷるるんとしたなめこがフタのついた透明な容器にぎっしり!
試さずにはいられないビジュアル・・・でした。
試食三昧のチーズとハム、ベーカリーでパンを買って退散!

駐車場近くにあるバール、スイーツ好きの人にはたまらないであろう、色とりどりのフルーツタルトとチョコレートのショーケースもあり、紀伊国屋ならではの雰囲気を醸し出していました。
バールでは、日本バリスタチャンピオンシップ準優勝のバリスタさんがかわいい装飾のカプチーノを入れてくれるそうです。

レジにいる店員さん、駐車場に4人くらいいるスタッフの方々、みんな笑顔で迎え、送り出してくれます。
こんなスーパーありえない!っていうくらいの万遍の笑みです。
たった数千円の買い物をして、かなり気分良く帰途につけました。

もちろん、その笑顔が商品の値段に跳ね返っているのでしょうけれど(笑)高級スーパーなりの企業努力がひしひしと伝わってくるのでした。

HPも充実しています。
店舗では伝えきれないこだわりも掲載されています。

未来

土曜日, 1月 10th, 2009



Shibuya

Originally uploaded by hidelafoglia

仕事は往々にして「過去」に決まったものを「現在」でこなされる。
いまやっていることは実はすでに終っていて、「なりわい」の為の言い訳であることがほとんどかもしれない。
「現在」は「過去」の「未来」であったので、我々は「現在」において常に「未来」を考える存在でなければいけない。
常に「未来」を同時に考えているような仕事でなければ、それは必ずいつか不要になってしまう。今やっている仕事に「未来」を一緒に考える作業が組み込まれていないとしたら、それは失敗である。

by hdknr.com

学び舎

金曜日, 1月 9th, 2009

昨年11月から、BOSSに御指導頂いている
広告勉強会
本当にいろんな事に気付かされ
また、社会人・営業としての気構えを学ばせて頂いています

「広告」という響きにそれほど興味があった訳ではないものの
それが「人に作用する」「日常に存在する」「世代や場所に関わる」
あれ、と思うと
どうやら、学生時代に稚拙ながらも、かじった哲学にも似たものではないかと
今、感じています。

無論
広告というのが明確な目的を持ち、伝えたい事を伝える事と比べれば
そのあり方というか、それ自体の目的は大分違うものだとも思いますが

しかし、人の心の動きを追い、それを捕まえる事、同調させる事
あるいは、時代や環境にある位置に置かれながら
その動きや、置かれている場所を把握しようと試みる動きは
まさに哲学的ではないかと思っており
そして、結局人に帰結するという事が
自分の中にあった 文字や、数字や、映像に囚われていた
「広告像」を壊していっていると思います

と、同時に単純な言葉遊びに成り下がらないよう
動き、学び続けなければならないですね。
本当に、まだまだまだ、学ばなければと

久しぶりに学び舎にいるというのが
何か、そんな気分にさせているだけなのか・・
どちらにせよ、やはり学ぶ事は楽しいことです。