Archive for 7月, 2009

入梅イワシ

水曜日, 7月 15th, 2009

千葉県の九十九里だけで使われる表現なんでしょうか。ところは九十九里最北端の飯岡の大衆割烹。早めの夕食を摂っていたら、五十がらみの男性が数人、隣の席に陣取って酒を飲み始めました。刺身の盛り合わせを取り、

      「イワシはないのか。」

と聞いています。

「あいにくです。」

「入梅イワシだ。探してきてくれ。」

店のおばあちゃんがイワシを仕入れに出かけます。まさか船で漕ぎ出すわけではないだろうと思っていると、間もなく帰ってきました。近所の漁師を訪ねたのでしょう。

「ありましたよ。生姜にするかね、にんにくにするかね。」

 

聞いていて、わかったこと。梅雨どきのイワシは特別においしいらしい。それに、イワシの刺身は生姜醤油のほか、にんにく醤油で食べる手があること。ふーむ、入梅イワシか。初耳だねぇ。

 

あくる日、スーパーに行ったらイワシがいました。捕れたてのようにツヤツヤして、目玉も黒い。丸々した中型のマイワシが6匹で200円。漁師の家で買ってきたわけじゃないからねー。2パック買ってきて、頭とワタを取って煮てしまいました。食べてビックリ。やっぱり刺身にするべきでした。しかし、煮てもうまいなぁ。脂っ気のないパサパサでもない、脂が乗っているが、乗りすぎたギトギトでもない、ほど好い具合なんですね。新鮮な入梅イワシは鯛やマグロを負かすぐらいの旨さがあることを知りました。

 

こんな美味しいものなら、観光ポスターなどで一年でいちばん美味しい「入梅イワシ」などとやればよさそうなものですが、それでは他の季節にイワシが売れなくなってしまうのでしょうね。だから、この拙文を読む人だけに、ナイショで教えます。

PC 自作熱が高まってきました

月曜日, 7月 13th, 2009

CPU の話。

AthlonXP とか Pentium4 の世代の頃はよく PC を自作していました。パーツを合わせて組み立てるだけなので正確には自作じゃないのだけど、自作という言葉が定着しているので以下「自作」で通します。基盤作るところから自作なんてできませんしねぇ。

長い間 Pentium4 と AthlonXP でがんばっていたけど調子悪くなったこともあり、Core2Duo でデスクトップ1台組みました。今も自室で現役です。これといって問題もなく使えているのだけど、ショップブランド PC とかの製品情報を見ていたら一台組みたくなりました。

前回は Intel CPU だったので、次自作するときは AMD 系かなぁ、ということで調査してみると、AMD が最近 Phenom II X4 というクアッドコア CPU の省電力版を出したとのこと。ソケットは AM3 となっており、知らない間に変わっておりました。おっかけてないと分かりませんね。

(さらに…)

尺度

金曜日, 7月 10th, 2009

尺度
Originally uploaded by cteisyoku

 

基準になるスケールは世界には沢山あります。
それぞれの生活に密着して長年使われ発展してきました。
長さ、面積、体積、重さ、圧力、温度 等。
メートル法に統一されても使い勝手の良さから日本でも尺貫法が多くの現場で残っています。
輸入品を扱う場合はこちらの基準で計測しても変換に手間がかかるため輸出国のスケールを用意しないと不便です。
元の尺戸で作られたものは元の尺戸で読み取るのが一番です。

この尺度は普段の仕事上にもあてはまります。
専門としている分野が違う相手と仕事をする場合に自分達の基準で進めていくとちぐはぐな事が発生しませんか。
自分達の定規で考えて物事を進めても相手先が違う定規で仕事をしてきた相手だと基準が違う事を双方が認識しないでとんでもないことになる。

基準が違うなら意識して多くの情報をやりとりしながら進める必要があります。
お互いが尺度を身につけてしまえばスムーズになるでしょう。
写真のような簡単なツールはないのでコミュニケーションを取ることですね。

10年後の広告はどうなっているか(7)

水曜日, 7月 8th, 2009

―広告の対流通デモンストレーション効果―

 

昭和30年代に出版された、アメリカのジャーナリストによる「マディソン・アベニューUSA」という広告業界の裏事情を伝えるノンフィクション本に、概ねこういう記述がありました。曰く、ファッション業界の人にとっては、広告が雑誌の読者に見られることが目的なのではない。雑誌に出た広告を切り抜いて小売店に見せ、「ほら、こんな広告を出すから仕入れた方がお得ですよ」と言って、売り込むための手段に使っている、と。これが私の言う広告の対流通デモンストレーション効果です。

 

最近では、スーパーマーケットに売り込む営業さんが、バイヤーに対して「来月はTVスポットを1,000GRPも打つので、ぜひ月間特売に取り上げてください、などとやっています。スーパーの棚替えの時期になるとスーパーマーケット商品のテレビスポットが増え、店頭で商品が売れる8月夏休みにはテレビスポットが閑散期になるわけですね。

 

デモンストレーション効果は対流通ばかりではありません。消費者同士でも存在するのです。消費者も、出ている広告を見るとき、無意識ではありますが「この広告を何百万、何千万の人が見ているのだ」という、情報共有感覚をもって見ていることは、自分のテレビ視聴態度を反省してみれば分かります。このようなデモンストレーション副作用がテレビ広告の効果を増幅してきたことは否めません。この「情報共有感覚」は、テレビという媒体で最高潮に達しました。そもそもテレビは、情報共有感覚メディアなのです。それが典型的な「マスメディア」というものの真骨頂なのです。

 

消費者間における情報共有感覚は、広告の効果を増幅する作用をもっています。世の中の人々はこんなものが好きなんだ、とか、こんなものが若者の間で流行っているんだ、というような副次的情報をばら撒くからです。オープンな媒体と、クローズドな媒体といっても良いでしょう。情報共有感覚の多い順番に媒体をリストアップして見ます。まず、テレビですね。新聞はどうでしょうか。少なくとも、ほとんどすべての家庭で例外なく新聞を購読していた時代には、そうでしたね。電車の中吊り、ハイ、すごくオープンで、みんなが見ている感が強いですね。雑誌はどうでしょうか。新聞と同じで、これも部数によりけり、ということになります。街頭看板が繁華街のものと人通りのすくない住宅街のものとでは違うように、です。DM、これは何百万部送っても情報共有感覚が余りありません。こんな分析に基づいて、これからの媒体、ウェブを考えてみると、新しい視野が開けてくるかも知れませんね。あなたはどのようにお考えですか。

くららの食卓

月曜日, 7月 6th, 2009
くららの食卓

くららの食卓

本日はくららラボ。総菜2品、デザート4品と、ちょっと甘めの充実のラインナップ。(カンタン手作りおやつですから。)

お総菜がちょっと少ないから、炊き込みごはんにしましょう。

カボチャが余ったから、これでお味噌汁を作りましょう。

手羽先が余ったから、塩コショウで焼きましょう。

と、あっという間にちゃんとしたお昼ご飯が完成。

手間を惜しまず、みんなが美味しく、お腹いっぱい、食事として食べられるように配慮してくれる、しかも、それが自然にできてしまうのです。ラボ担当者、家では素敵なお母さんなんだろうな。

Cloud

日曜日, 7月 5th, 2009



Black clouds and sun light

Originally uploaded by hidelafoglia

notenと毎週土曜日Django勉強会を初めてしばらくたつが、いつのまにかAmazon AWSばっかしばらくやってた。でも、ちゃんとしたWebサービスをかんがえると問題となるとはプログラム言語とフレームワークの話よりも、それを動かすスケーラブルなコンピューティング基盤の構築と維持で、それを想定しないソフトウェアを作る事は何もわかっていないという事に等しい。

マイコンを作る事から始まったソフトウェアクリエータの常識はそれがPCの所有と組み立てに代わり、インターネット時代になってLinuxやBSDのサーバーを持つ事とWebサイトをつくることから専用サーバーを持つ事に至った。そして2009年はGAEやAWS、そしてAzureなどのクラウドを持つのが当たり前になったんだと思う。

ということで、しばらく Python , Django , AWS , GAE ,XMPPにフォーカスしていろいろやって行きます。

by hdknr.com

久々に人ごみの街中へ

土曜日, 7月 4th, 2009

出不精な上に人ごみ嫌いということで、週末に繁華街へ行くことは随分なかったのですが、本日会社で勉強会(という名のアメーバのサービス調査)の後に新宿に向かいました。

USB ケーブル(embile の PC 接続用)の予備と、UMD のソフトケースが欲しかったので新宿の家電量販店に向かった次第。前者はどこで買ってもよいので地元の郊外型家電量販店で済ませてもよいのだけど、後者は地元にろくなものがないということで都心部ならあるだろう、という判断。3枚分のケースしかなかったので、3枚では少ないのである。

北参道から副都心線で新宿三丁目で降り、地上へ。地下からどこぞの家電量販店に繋がっていた気がしたけど地上に出たほうが分かりやすいので地上に出た。地下が暑かったこともあり。夕方だったので地上の方が涼しいのではないか、という推測もあり。

しかし地上も暑かった。風もなく日も落ちきっておらず、人も多いため暑かった。土曜の夕方に新宿を一人で歩く者は少なく2,3人のグループで歩いている者が多く、彼らの歩速が私より遅いのは道理。出勤時などは皆歩くの速いが買い物や遊びで出かけると遅くなるのは当然。しかし私は速く歩きたい。店内に入って涼みたい。私の思いはそうであったが通行する人々が多くなかなか追い抜かすことができず。これだから人ごみが苦手なのである。

暑さを逃れるために家電量販店に進入。しかし冷房が弱くさほど涼しくない。エコですな。よいことです。まずは UMD ソフトケースを購入ということでゲームフロア。さほど期待していなかったがあったのは5枚収納可能なケースまで。それ以上の枚数はなし。需要がないのだろうか。他の人はどうやって管理しているのだろうか。そう思いつつも5枚収納のケース購入。

つづいてケーブルを買う予定だったはずだが店を出ると失念。帰宅することで頭いっぱい。空腹だったこともあり。そのまま帰宅してしたのであった。USB ケーブルは地元でも済むしね。

久々に家電量販店に入ったけど大体通販で済んでしまうのだよなぁ、と改めて思った次第。ものによっては通販の方が安いし。通販とぼかしたけど要は Amazon。Amazon のほうが安いの多いし 1,500 円以上で送料無料だし、と考えると足を運ぶ必要もないのですよねぇ。便利な世の中です。

ケータイ紛失

土曜日, 7月 4th, 2009

ケータイ紛失
Originally uploaded by cteisyoku
 

 

先日うっかり携帯電話を紛失してしまいました。
車を乗り乗り換えたり、カバンを入れ替えたり、服を変えたりで紛失に気がついた時にはどこで???というお粗末な状況でした。

以前なら速攻で新しいケータイを手配したと思いますが今回は代わりのケータイを手に入れたのは紛失に気がついてから5日後でした。
(ケータイが2台体制という事もありますが・・・・)
いつの間にか電話、email、メッセンジャー、twitter等をT.P.Oに応じて使い分けておりケータイがなくては不安で不安でという状況ではなくなっているからです。
意識することなく自分の情報伝達手段もIT発展の流れに乗って大きく変化している事にあらためて気がつきました。
むjしろなんでもかんでもケータイでという方が異常だったと思います。

携帯電話も出始めの有線電話の無線版から思うと当時では想像できない進化だと思います。
今後もこの通信手段はより便利により多くの方式で発展していくでしょう。
この進化のサイクルは今後もしばらく続いていくと思います。

今の技術で今出来る事は今取り組まなければいつまでたっても新しいコミニュケーションツールを生み出せないのではと思います。
やってみなければその先の景色は見えてこないので新バージョンのコミュニケーションツールスピードアップしたいと思います。

PS:その後ケータイは立ち回り先から水没状態で発見。docomoケータイ補償サービスへ返却となりました。紛失時に電話を頂いた方々にはお手数をおかけしました。お詫びいたします。