セレモニー

2月 5th, 2009



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快晴の下での上棟式でした。

かつては上棟式というと昼間に神主さんが来て神事を執り行ってから現場で宴席を催され酒を飲んで、ご祝儀を頂戴し、引き出物を手に帰るという事がおきまりでした。
地域によっては施主が建物の上からお餅、お金、お菓子をばらまくのを近所の人が集まって拾うなんていう習慣もところもあります。

一般生活の中で昔からの風習が薄れて行くところに、昼間から酒を飲んで車の運転・・・・・・
てな具合でどんどんと昔の形式の上棟式は少なくなって行きました。

上棟式は施主主催の儀式になるのでお施主さんの経済的、時間的負担も多くなります。
上棟式をする、しない、で工事の出来不出来は関係ありません。
なんとなく合理的理由で縮小して来ているところもあります。

今回は神主さんを呼ばず、建て主、職人が一同に会し塩とお酒でお清めをし、手を合わせて工事の無事を祈願するという形式で行いました。
騒々しい工事現場が一瞬静かになります。

生活が合理的になりいろいろなセレモニーが少なくなって行きますが人が集まって皆で気持ちを一つにする時間は大事にしていきたいなあ。

広告の信頼性はただいま低下中

2月 4th, 2009

もともと広告は、半ば不信の眼で見られているのがふつうです。同じマスコミでも、報道コンテンツなら信頼されるけれども、広告メッセージだと「話半分」に聞かれると思ってよいでしょう。広告を出す側もそのことを念頭に、どうすればクレディビリティーをもって見てもらえるかを考えながら広告づくりをするのが、当たり前になっています。

 

それが平時の心構えとすれば、いまは非常時の認識が必要になっているのではないでしょうか。身近な食べ物の話題だけでも、ミートホープ事件、中国製ギョーザ、鰻の産地詐称、汚染米、客の食べ残しをふたたび他の客に出す一流料亭、賞味期限切れの材料を使いまわす有名菓子銘柄。大企業の行状でも、これでもかと報じられる脱税、談合、詐欺事件。これらが消費者の企業にたいする信頼感を低下させているのは、まちがいありません。

 

これまで、企業の内向きの論理で覆い隠されてきたものが、社員の意識の変化で内部告発されるようになったこと、そして内部告発がネット上でかんたんにできることが、つぎつぎに報道される企業不祥事の原因の一つかと思われます。そうだとすると、まだまだこれから隠された不祥事が発掘されることが予想されます。それは企業一般にたいする消費者のイメージをこれまで以上に悪化させるでしょう。

 

このような状況では、経営環境の悪化からくる企業のリストラも不祥事件と同一視される可能性があります。赤字経営のもとでは、人員削減を考えるのはグローバルスタンダード、世界の常識です。むしろそこに社会的セーフティーネットを作っておかないのは、政府、政権党、行政の責任だと思います。その怠慢のせいで、企業が槍玉に挙げられる傾向があります。

 

マスメディアも長いあいだ、社会的に信頼性の高い存在でしたが、そのイメージも低下しつつあります。コンテンツの質の劣化もさることながら、企業市民として、あまり社会的に尊敬されない種類の広告主が、経済環境が悪くなるたびにテレビ画面に目立ってふえています。一昔前はサラ金でしたが、いまはパチンコ屋さん。だからテレビにスポット広告をうつと、自社のCMがパチンコのCMに隣接して放映されることが多くなる。イメージ的にはパチンコ屋さんと同列になるといっても過言ではありません。

 

信頼性ならまかしてください、といわんばかりのステータスを誇示してきた新聞も、イメージ低下では負けてはいません。テレビだけにまかせてはおけない、とばかりに紙面を荒らしています。通販広告、旅行会社のパッケージツアーのごちゃごちゃした広告、やはりごちゃごちゃでは人後に落ちない量販電気店の広告などが紙面を賑わしており、以前のおっとりした美しい紙面とは打って変わった趣きになってきました。もっとも、新聞広告はリテールの広告媒体としてよく機能するので、本来の使われ方が増えてきたと言えなくもありません。

 

以前は、広告の目的に「企業またはブランドのイメージを向上させる」ということを掲げることがしばしばありました。最近のように広告を取り巻く環境が悪化すると、イメージ向上の目的をもってマス媒体に広告を出すことははばかられる時代になったのかも知れません。広告メッセージの中に提案や主張を盛り込むと、メッセージの信頼性を問われる。だから、そういう正統的な広告を避けて、ただ単に面白がってもらう、エンターテインすることで近親感をもってもらうことに徹する、そういう広告が世の中に増えているようにも見えます。いたちごっこで、それがますます広告の信頼性を損なうことにならなければ良いのですが。

仕事道具から黒い箱へ

2月 3rd, 2009

今年は年初から弱っていたこともあり、3年ぶりにインフルエンザで倒れました。

3年前に初めてタミフルを飲んで、その効き目に感動したのを覚えていますが、新型ウィルスは耐性ができて効きにくいとかで、麻酔医のママ友おすすめのリレンザ吸入薬を飲みました。形状と飲み方は未来の薬!っぽいのですが、効き目は至ってマイルドで、-インフルエンザウィルスが強くなっているんでしょうか?-そのほかに鎮痛剤を飲まないと耐えられないような頭痛がありました。

 

ようやく回復して会社に出てみると、まだ席はあったのですが(汗)、先週までなくてはならない存在だったお仕事道具のパソコンが、壊れてしいました。

無線LANがつながらないのです。ケーブルをつけても駄目で、ネットでの調べ物もできず、メール(GMAIL愛用してます)も見れず、プロジェクト管理しているサイトもアクセス不能、プリントもできず、もちろんメッセンジャーも駄目。。。パソコンの「修復をする」コマンドを押すと、インターネットにアクセスしようとするんですね(笑)

いまのところ、ただの巨大なHDレコーダーと化しています。

 

パソコンは一般的には、3年くらいが買い替えのタイミングだといわれます。

もちろん部品はリサイクルされたりもしているのでしょうけれど、今や3年で高価な機械をばんばん買い替える時代のようです。とりあえずは、他のマシンをお借りしてお仕事中ですが、明日にもystさんのご自宅にあるというUSBの無線LANをつけて試してみようと思っています。

 

 

機械にはあまり興味はないのですが、仕事必需品なパソコンちゃん。私としては、10年とか20年とか使える(着せ替えや交換、更新しながら使えるんだきっと)おしゃれなパソコンがあるといいなーと思っちゃいました。そうでもしないと、ただの仕事道具に愛着なんて湧かないですよね。

JUNO、カンフーパンダ、クローバーフィールド・・・

2月 2nd, 2009

TSUTAYA準新作半額!ということで、今週末は、12本借りてきました。

その結果報告を。

◯おすすめできる

  • JUNO(JUNOの超個性派っぷりが笑えます)
  • カンフーパンダ(これは、norikoさんと珍しく趣味があいました)
  • クローバーフィールド(CGも これくらい画面が荒いと実在感あり)
◯えぇーーーーー!!
  • NEXT
  • ブラックサイト(ネット犯罪なのに、早々に、ネットで解決することを諦めます)
  • インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国(ハリソン・フォードの走りにキレがない)
  • ブレア・ウィッチ・プロジェクト(クローバーフィールド繋がりで。オットがまだ観ていないと言うので)

◯まだ観ていない

  • リボルバー
  • ハンティング・パーティー
  • ナイト・ウォッチ
  • ディ・ウォッチ
  • ファクトリー・ガール

カンフーパンダ、パンダ柄が違う気がします。。。

AppleはちっともCoolじゃない。

2月 1st, 2009

知的デザイン企業の成功事例として必ず挙げられるApple社ですが、見方によってはデジタルポータブルミュージックデバイスを大量生産して地球と人間をだめにしているダメ企業です。多少の地球資源を犠牲にするならば何かしら人類の福祉に貢献するものであればとはおもいますが、彼らをプロミネントにしているのはパーソナルミュージックデバイスで、言っちゃ悪いですがこんな短時間の孤独の埋め合わせおもちゃは無きゃ無くてもいいものです。それどころか、時々火を噴いたりするようですし、自動車運転中に操作するドライバーが人身事故を起こしたりしているようです。私の娘もだいぶ前iPodしたまま猛スピードで信号無視する自転車の若者に外苑西通りで惹かれそうになりました。神宮前二丁目の東郷神社の側道をヘッドホンステレオをかけたまま信号無視してわたる歩行者はよくタクシーに轢かれそうになってます。クラクション聞こえないんですよね。せいぜい少しの間の孤独を埋め合わせるための道具で、一生続く悲劇を生むことさえあるのです。

Apple社の”Cool"さはAnnie Leonardの”The Story of Stuff”で説明されている”Consumption”のもっとも成功した事例ということでしょう。このビデオはもう400万回以上プレーされた”大ヒット"ビデオのようです。このビデオは直接Appleに言及しているわけではありませんが、ビデオの冒頭に最新型iPodをもったAnnieさんが登場してそれをぽいっとするところから始まります。とてもよくできたビデオでそれこそApple社の作る”Cool”なCMであるかのトーンでできているところがさらに皮肉的でもあります。

まぁ、彼女はApple社だけを批判しているわけでもないですし、私もApple社の製品のユーザーでもありますから顔を真っ赤にして怒っているわけでもありませんが、ちょっとまえから知的デザイン企業のビジネス的な側面だけを取りあえげて賛美する風潮があったので、少しは斜めに見てみてもよいかなと。

“The Story of Stuff”の日本語字幕版照井里江子さんの主催する”インディサテライト"で見ることができます。

ルーリン彗星接近中

1月 31st, 2009

星を見る習慣も特にないのですが(視力が低いこともありますが、東京の空は星が余り見られません)、気になる記事だったので紹介。

軌道周期が数千年単位らしいので、今回の接近を見逃したらコールドスリープが実現されない限りはもうお目にかかれないでしょうね。再接近は2/24らしいですが、東京からでも見られるのでしょうか。肉眼でも観測可能だそうですが、私の場合は視力が低いので双眼鏡が必須でしょう。それ以前に雲が出ていたら見られませんが。

食の仕事

1月 30th, 2009

中国餃子事件が起こってから1年が経過しますが、いまだに食に関する問題が後を絶ちません。一時期、消費者は中国産を買い控えていましたが、この不況の中で現在2つの層にわかれているようです。1つは多少高くても国産にこだわりたい層、もう1つはこの不景気に国産にこだわっていられない、中国産でも安ければ買うという層。食品を選ぶ基準が分からない状況で迷っているのが良くわかりました。

先週の新聞でも似たような記事があり、「手作り商品を食べますか?」という質問に4割近くの人が「食べない」と答えたとの事。聞けば「どんな人が作ったかわからない」「心配」など疑いの目がつきまとっているようです。悩んだ結果、何かあると怖いから遠慮すると言った傾向があるようです。

私の仕事は安心・安全な食生活を送っていただく為に、消費者に的確な情報をお届けすることです。製造されてから消費者の口に入るまで、消費者とさまざまなコミュニケーションが発生することを広告勉強会で学びました。コミュニケーションを図るために、社内では色々なツールが開発されていますが、それらを用いてうまく伝えることが出来るよう日々頑張るのみです。

ヤフオク

1月 29th, 2009

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ヤフーオークションの初期の頃から便利に使っています。

今までバイク、バイク部品、自動車関連(カーナビ、ホイール、タイヤ)、テレビ、パソコン周辺機器、ゴルフクラブ等々。
又、購入して不要になった古いものは出品して売却しています。
買ったときより高く売れるなんて事もあります。

最近の落札品は写真のノートPCとマウスです。
PCは08年夏モデルの新古品を発売時の半値以下でGet。
マウスは気に入ったものがなく探していたところ日本未発売品が海外在住者の出品で入手できました。
このマウス、国内のショップでは取り扱いがないのです。

始まった頃のオークションはトラブルがあったり、評価も少ない物同士で慎重に取引をしていましたが、今では評価の履歴から取引者の信用度を判断して取引できます。。

数年が寿命で新品の必要性を感じない機械類等は中古や新古で買って使い倒しています。
地方だと店舗でどうしてもお目にかかれない物等も簡単に手に入れる事が出来る。
インターネットの普及で都会の真ん中でも田舎でも同じ条件で買い物が出来るのはとにかく便利です。

今度は・・・
年5万キロ走る私としては数年しか持たないの大きな消耗品、車にでも挑戦してみようかな。

テレビ広告の直面する問題は始まったばかり

1月 28th, 2009

テレビ広告の不調の原因を、経済環境の悪化や流通の寡占化など、業界構造の変化に求める論調が盛んです。一方、私はこのブログで、消費者の視聴態度の変化を強調してきました。以前(1月7日のこのブログで)、みんなが参考にしている視聴率調査に、意図せざる偏向があるのではないか、という主旨の仮説を提示しました。バラエティー番組が受けているという数字が出て、それによってスポット広告が売買されているけれども、実態は数字ほどではないかもしれない、というお話しです。

 

今日はそのほかにもう一点、ヤバイ仮説を提示しておきましょうか。視聴率調査の母集団を即時視聴者に限ることによって、セッツインユース(テレビ視聴世帯数)が実勢以上にプロジェクトされている可能性がありはしないか、ということです。1月7日の論点を敷衍すれば、当然そうなります。

 

視聴率数字を裏読みすることでそうだとなると、そこにはさらにヤバイ状況が浮かび上がります。セッツインユースに占めるNHKのシェアがここ数年、目だって上がってきているからです。穿った見方をすれば、NHKは番組アーカイブ化や視聴者の録画視聴習慣の増加を見据えた番組制作スタンス、つまり番組の質の向上を目指しており、それが視聴率の上昇につながっている。一方、民放は空洞化した視聴率を刹那的に追いかけて、スポット広告の営業に明け暮れしている。そんな構図が見えてきませんか。

 

このような状況が漸進的に進むと何が起きるか。すでに進行中だと思われるのですが、テレビスポットの広告媒体としての性格が変化してしまう。広範な消費者に適切な回数で広告メッセージを露出することが出来なくなり、以前可能だったように知名率を50%(二人のうち一人が知っている過半数)とか、65%(三人寄れば二人が知っている絶対多数)を達成することがテレビでできなくなります。つまり、広告のリーチ・フリクエンシーが以前のような理想的な姿を描かなくなるわけです。テレビ広告の直面する問題(つまり、ほとんどのマーケターの直面する問題)は、まだまだ始まったばかりです。

くららラボ

1月 26th, 2009
くららラボのお土産

くららラボのお土産(何が入っているかは、結果発表まで秘密です)

今日はくららラボの日でした。

くららネット事務局メンバーが、おかずになる!おつまみレシピ旨ケチ! 5のこれは!というレシピを試作・試食し、入選ネタを決定します。

緊急連絡があり 午前中はデータセンターに急行しましたが、お昼過ぎに駆け足で事務所に戻ってくると、思わず「ぐうぅ」とお腹が鳴ってしまういい香り。たまりませんっ。

作っている最中から、わいわいがやがや 楽しそうな声と、おいしそうな香り。期待は高まります。

そして、お楽しみの試食。今回は がっつりオカズになるメニューが満載で、しかも、とーーーぜん、おいしいっ。事務局メンバーは、料理上手がそろっています。「おーーーい、かあさん、ビール!」といきたい!

10品前後試作するので、食べきれない時がありますが、それは、お土産になります。これも、お楽しみの一つです。